雨色らむね書店

文房具や手帳について◡̈⃝⋆*

真逆の性質

白と黒

赤と青

シンプルとカラフル

大人と子供。

ミニマリストとコレクター。

 


私は昔からキャラ、タイプ、テイスト…というものが確立していなかった。

 


服でいえば、私自身ギャルではないが若い時はギャル系やお姉系の服屋で服を買っていた。

何故なら、自分が好きなものがわからないからとりあえず無難に赤文字王道系。

でもコテコテのギャルではないので、ギャル風だけどギャルすぎない服を選ぶ。

 

 

 

はたまた原宿系の服屋へ行けば

“コテコテすぎず普段も着れるけど普通よりは個性的なもの”

が欲しくなってしまう。

 


『無難に王道でいたいVS人と被りすぎたくない』

の気持ちがいつも交錯していた。

 

 

 

でも本当はきっと、私はずっと、

王道系より個性派が好きだった。

 

 

 

なぜ、王道を選んでいたのか。

それは個性が見つからなかったから。

世にある個性的と言われるものも好きにはなれなかった。

 

 

 

私が好きな個性は、

魅力的でカリスマ的で斬新で新鮮なもの。(自分の中でね)

それにピタッとハマるものじゃないと好きにはなれなかった。(変なとこ無駄にこだわり強い)

 


つまりそんなものほとんどこの世にはないわけで。

年を重ねれば重ねるほど、新鮮味や感動といったものは少なくなるからね。

 


だから自分が好きなものを確立している人ってすごいなって思ってた。

むしろ自分以外のほとんどの人間がそうだと思うから、私だけがおかしいんだくらい思ってた。

 

 

 

人のプロフィールをみても、

ギャルならギャル

綺麗目なら綺麗目

ナチュラルならナチュラ

原宿なら原宿。

みんなはっきりしてた。

 


昔ギャルだった人は年を重ねると大人っぽいきれいめに移行する。

シノラーだった人は年を重ねるとモード系に移行する。

こういう流れもあるあるじゃない?

みんな何歳になっても属性がきっちりしてるんだよね。

 

 

 

私はギャルも綺麗目もナチュラルも原宿もその時によって好んでたから(厄介なことに真逆の性質のもの🫥)

“ずっと同じ”ができないことに、

“定まらない自分”に、

コンプレックスに近いものがあった。

 

 

 

20代後半くらいに自分の中で読書ブームが起こり、自己啓発本を読みまくった時期があった。

そのおかげで?あることに30歳になって気づいた。

 

 

 

“定まらない”

これこそが、私の個性だと。

 

 

 

シンプルも好きだけどごちゃごちゃも好き。

ミニマリストに憧れるけどコレクター癖もある。

モノトーンモードの時もあるけどカラフルモードの時もある。

これが私。

 

 

 

統一感は出せないんだけどさ。

でも、統一感のある人よりいろんな世界を持ってるんじゃないかって思えた。

統一感が無いって短所になり得る時もあるけど、定まらないからこそ長所にもなり得る時もあると思えた。

 

 

 

テイストも髪色もコロコロ変わる。

悪く言えば飽きっぽいのかな。

良く言えば好きなものが多い。

 

 

 

そういえば髪型をコロコロ変える人は浮気症って説があるけど…。そんな気はする。私は人見知りだから人に対して浮気癖はないんだけど。

同じままじゃいられないのよね。

考え方も10秒後には変わってる。

もし私の顔が広瀬アリスで、体が長澤まさみ

性格はコミュ力オバケだったら…

とんでもないプレイガールだったことでしょう。

 

 

 

だから私には美貌とコミュ力を授けてもらえなかったんだろうなって。←😇

 

 

 

好きなものが多く、統一感のないところ

“個性”という型にはまれないところ

それが私の個性。特性。属性。